柔整師の国家試験は毎年3月の第1日曜日に施行されます。
受験資格は、全てではないですが、簡単に述べます!
①専門学校もしくは大学の単位を全てとり、3月にその学校の卒業が見込まれた人
②薬物中毒など陥ってない人
③過去に罰金以上の刑に処されていない人
が受けることが出来る国家試験です。
一番難しいのは①の学校の卒業見込みが貰えるのかだと思います。学校によっては卒業試験があったり、国家試験合格率を高く維持したい学校は国家試験レベルを超えた問題を出すことも多いです。自分の友人の学校では学年30人のクラスで国家試験を実際に受けたのは9人。その9人は全員合格で「合格率100%!」を語るという学校も実際にはあります。
なので、まだ入学する学校を決めていない方は説明会に行かれた際、合格率だけでなく、卒業できなかった人数や年間次の学年に上がれない人の数、何人国家試験を実際に受けられたのかなど聞いてみるといいかもしれません!
試験の内容は午前と午後で必修問題50問、一般問題200問計250問出題されます。
必修問題は8割(40点)、一般問題は6割(120点)をそれぞれ取らないと合格できません。もしも必修問題が39点、一般問題121点だったとしても不合格になってしまいます…柔整師の国家試験で受からない人はほとんどの方がどちらか一方を落としてしまうパターンだと思います。今年の国家試験の合格率は66%でした。https://cdn.job-medley.com/tips/wp-content/uploads/2024/03/%E6%9F%94%E9%81%93%E6%95%B4%E5%BE%A9%E5%B8%AB%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AE%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%8E%87-1.png
なぜ合格率が低いのか…?
自分の意見ですがこれは単純に国家試験が難しいからというのではなく、
・学生の勉強レベルが低いこと。
・既卒(昨年卒業はしたが国試に落ちて2回目の国家試験を受ける人)の合格率が圧倒的に低いこと。
があげられると思います。実際医師の国家試験などもっと難しい国家試験の合格率でも約90%の合格率です。そもそも柔道整復師国家試験は落とすための試験ではないため合格点を取れば極論、受験者全員合格がありえる国家試験です。自分の周りと比較した自分のレベルをはき違えず、それに見合った勉強時間を確保さえすれば、受かるようにできているので気楽に勉強していきましょう!
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